なぜSDS試験で土質がわかるの?
SDS試験(スクリュードライバーサウンディング試験)
「砂質土」と「粘性土」では力学的性質が異なります。
「砂質土」「粘性土」に同じおもりを載せると、砂質土は強度が増加しますが、粘性土は変わりません。
例えば、「砂浜」と「田んぼ」に人が載ると…
- 土の強度としては砂の方が強いですね
SDS試験はSWS試験と違い「回す力(回転トルク)」を計測します
砂質土
押す力(荷重)を増加させると強度があがる。
➡回す力(回転トルク)が増加する。
粘性土
押す力(荷重)を増加させても強度は変わらない。
➡回す力(回転トルク)も変わらない。
〇従来のスウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)を建物配置の4隅で計測することで、地盤の強度を調査!
〇新しく開発されたスクリュードライバーサウンディング試験(SDS試験)を建物配置の中央で1か所実施することで、地盤の土質を調査!
これによって、安価でボーリング調査なみの地盤調査が可能になります。
この技術を利用することで、他の土質判定も高精度で行うことが可能です。
中立・客観的な解析により、改良工事に偏った判断をしません
今まで判らなかった土の種類を正確に判断することで、的確な地盤の評価を支援することが可能になりました。
一般的なスウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)では把握できない細かい土の種類をSDS試験データとロケーション資料から判断します。
事故防止
まちがった土質判断に基づいた過小設計による、
不同沈下等のリスクを回避
コストダウン
良質地盤で杭を打つといった過剰設計(補強工事)の低減
スクリュードライバーサウンディング試験(SDS試験)は土質を判定できるので、
地盤事故の低減に貢献するとともに、良質地盤で杭を打つといった過剰設計(補強工事)を低減します。
私たちが提供する『地盤サポート』とは不同沈下させないことです!