私ども株式会社地研は、昭和45年の創業以来、地域に根差した会社として、安全・安心に暮らせる社会づくりに貢献して参りました。
地研は、読んで字のごとく「地を研する(研究する)」という意味が込められています。「地」とは、大きくは地球、身近には地盤や地質、地形を意味しており、私たちは、それらを調べ明らかにし、自然の大切さや雄大さとその脅威を知ることで、生活の安全・安心を提供する仕事を行っています。
地盤や地質、地形を調べると言っても、野外で直接観察したり、地中から土や岩を採取するボーリング調査などのフィールドワーク、地形図や空中写真、衛星画像などを解析するデスクワークなど、その方法はさまざまです。最近では、AI、IoT、ビッグデータなどのデジタル技術の発展が目覚ましく、例えば無人航空機(UAV)などを活用し、広範囲かつ高精度に地表データを効率的に取得することも可能となりました。また、激動する社会情勢の中、求められる仕事の内容や範囲、品質も大きく変わっています。
私たちはこれらの変化に対応するため、技術の伝承や新技術の習得はもちろんのこと、柔軟な心を養うため、社内のみならず社外の方々とのコミュニケーションを図り、仕事以外にも興味関心を持ち、社会にとって必要とされる会社を目指し、日々技術力、人間力の研鑽に努めて参ります。