ワークショップ~工石山~

10月20日(土)のワークショップは初の「登山」に挑戦となりました。
登山場所は標高1176m、高知市中心部から近距離に位置し、気軽に登山を楽しめる「工石山」に決定。
当日は、気温・気候ともに良好で秋晴れのとても良い登山日和。
各自お弁当持参で出発です。



班ごとにみんなの安全と体調を管理し、各ポイント地点での景色や少し赤く色づいた紅葉や山の草花などを楽しみながら、北回りコースを通って頂上目指しました。
砂利道から本格的な登山道へ変わり、杉木立の中を進んでいきます。
途中からは、全国各県の木が植樹されていました。




途中、「八起白鷲岩」に到着。とがった白い岩からの展望を楽しみました。




「天然ひのき風倒根」到着。





「北頂上」に到着。目指すは「南頂上」。


ついに全員無事、頂上到着。



頂上でゆっくり昼食をとり、展望台での景色を楽しんだ後、下山しました。



下山は「南コース」。途中での「ヒノキびょうぶ岩」では高知市内が一望できました。

本当に心地よい気候で、景色や自然を満喫でき気持ちもリフレッシュできたのではないでしょうか。
皆様、お疲れさまでした。
2012-10-26 ワークショップ委員 oga



第47回ワークショップ ~日帰りバスツアー~

 2012年8月18(土)のワークショップは、バスに乗って徳島までの日帰り旅行。
 子ども達も参加し、26名での旅行となりました。
 ワークショップ委員長がガイド役・カメラマンを務め、朝からみんなのテンションを盛り上げての出発です。
 最初の目的地は阿波の土柱を散策。



 阿波の土柱は、800年に発見されたとの記録があり、吉野川によってつくられた扇状地を形成する砂礫層が、隆起し段丘となり、雨水に侵食されてできたものです。この段丘礫層は、約130万年前にこの地が吉野川の川底であったことを示しています。



土柱の頂上に到着。間近で見るとすごい地形です。
真上から見下ろすと、かなりの恐怖!!



 
汗だくで土柱散策後はお待ちかねのランチタイム。



昼食後は、次の最終目的地へ。
着いたのは、徳島県立防災センター。



案内に従い地震、消火、風(雨)、煙等の体験をしてみましょう。



まずは地震体験。



 震度5を体験。
 セットの家具類は固定されているので、揺れを感じたらすぐ机の下に避難するか、頭を座布団などで守ります。
 子供たちはなかなか素早かったですよ。上手に机の下にすぐ避難できました。



続いて震度7を体験。
震度5とは比べものにならないほどの揺れで、とても避難どころか移動さえ困難な様子です。
体験してみて、地震の怖さを改めて実感した人は多かったはず・・・。



次は消火体験へ。
モニターに火災が発生するので、消火器(中身は水)を上手に使って消火します。



このチームはかなり気合が入っている様子。団結して消火に取り組んでおります!素晴らしい!
 


続いて煙体験。
室内は煙だらけ。鼻や口をハンカチやタオル、衣服などでふさいで、低い体勢で脱出します。



社長、素早く脱出。



N君ようやく、はいながらの脱出です。
 


そして最後は風体験。
目を保護するためゴーグルをつけて風速20~50m/sを体験します。



この体験以外にも様々な体験コーナーが設けられていました。


こちらは119番体験コーナー。



おっ!とっても可愛いちびっこ消防隊。
サイレン鳴らして出動です!



それに続いて4月入社T君も!出動!?


こんな可愛い寝顔も・・・。癒しの一枚。

皆様、お疲れ様でした・・・。

ワークショップ委員 oga / 2012.08.23



十川小学校防災教育プログラム

わが社の所属している「四国地質調査業協会高知支部」は、四万十町立十川小学校の防災教育プログラムのお手伝いをさせていただいています。



十川小学校は、四万十川上流域に位置する、生徒数66名の小さな学校です。
生徒さんや教職員さんは、四万十川やその支流沿いに点在する集落から
山沿いの道を通って、毎日通学・通勤をしています。




山と川に囲まれた通学・通勤路は、美しく豊かな自然を身近に感じることができる反面、
斜面災害が起こりやすいというリスクも抱えています。
斜面災害が発生しそうなとき、斜面災害に直面したとき、斜面災害で生活路が遮断されて孤立したとき・・・
「どのように対処していくか」、「どこでどんなことが起こるのか」を学ぶ授業が「防災教育プログラム」です。




この防災教育プログラムには、
学校関係者、地域の方々、自治体関係者、一般企業等、多くの方が関わっています。
われわれ地質調査業協会は、地質や土木のアドバイザーとして

1.斜面災害学習会(5月30日)
2.第1回目土砂災害に関わる授業(6月15日)
3.第2回目土砂災害に関わる授業(7月13日)


に参加させていただきました。



5月30日の斜面災害学習会は、教職員さんや地域の方々を対象とした大人向けの勉強会。
教室に設置された電子黒板を使用して、
地質調査業協会が、斜面災害の基礎について講師をさせていただきました。



お話した内容は以下の4項目。

1.斜面災害の事例
2.斜面災害のメカニズム
3.斜面災害はどこで起きるか
4.豆知識(地名や言い伝えの検証)

普段は専門家同士でお仕事をしている地質調査業協会。
今回は一般の方にもわかるように、言葉や画像を工夫して学習会に臨んだのですが・・・
講習後の質疑応答で
「斜面災害の起こりやすい場所を授業で教える際、どのようなところを見ればよいか」
というご質問をいただいたいたことから、教育現場で活用する
という視点が欠けていたことがわかりました。
このことは今後の活動に活かしたいと思います。



6月15日の「第1回目土砂災害に関わる授業」は、4~6年生を対象とした授業でした。
地質調査業協会が5月に作成した資料を元に、教員の方々が「土砂災害の基礎」について説明されました。



ひとに何かを説明するときは、つい「あれもこれも説明したい!」と思ってしまい、
ひとつのページにたくさんの情報を詰め込んでしまいがちですが
教育のプロがまとめた説明資料は、とてもシンプル。
伝えたいことが一目でわかります。
また、資料に数値が出てきた時は、算数の問題を出したり、生徒さんがイメージしやすいような表現を使ったりしていらっしゃいました。

教員「この岩は○mあります。○mは、何cmかな?」
生徒「△cmです。」
教員「正解。△cmは、□年生の身長くらいだよ。」

具体的な数値を見たら「わかった」つもりになって聞き流してしまうところですが
身近なものの大きさと比較すると理解が深まるのだということがよくわかりました。



教員の方々の説明の後は、寒天豆腐をプラスチックの板の上で滑らせる実験を行いました。

寒天⇒かたちが崩れにくい⇒塊が斜面を移動する⇒地すべり
豆腐⇒かたちが崩れやすい⇒崩れながら落ちる⇒がけ崩れ

と考え、地すべりがけ崩れの違いについてイメージを持ってもらうつもりでしたが・・・



寒天も豆腐も崩れずに移動してしまい、失敗に終わってしまいました・・・。
そのため、今回は
雨が降ると斜面災害が起こりやすくなること
地震で斜面災害が起こりやすくなること
をイメージしてもらうため、水をかけたり揺すったりした時に
寒天や豆腐が移動しやすくなったことを確かめてもらいました。

今回は準備不足のためにご期待に沿えるような結果を出せず、生徒さんや関係者の方々に申し訳なく思っております。
来年度は成功させるよう、材料や道具、説明方法等を吟味していきます。



実験の後は、災害時を想定した「クロスロードゲーム」を行いました。
このゲームでは、雨が降っている時に迷ったり、困ったり、悩んだりすることを考えます。
そして、そのときに助かるためにはどうすればよいのかふたつ答えます。
たとえば

「いつ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・夜中に
「どこで」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自宅で
「だれが」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自分と家族が眠っていると
「なぜ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・急に雨が強くなって
「なにが/を」・・・・・・・・・・・・・・・・裏の山から木が折れる音がしてきました
「どうする」・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)大人が気にしていないから大丈夫!朝まで寝る
                       (2)家族を起こして避難所に逃げる

このような問題を作って、自分ならどうするのかをみんなで考えます。


川で遊んでいる時、通学時・・・いろいろな状況を想定して、それぞれの考えを答えてみましたが
もちろん全員が同じ答えを出すことはありません。
このように、災害時の対応については必ず正解があるとは限らず、誰もが誠実に考えて対応することが大切です。
そのためには、災害が起こる前から対応を考えておくということが必要ですなのですね。
生徒さんのゲームを通して、われわれ大人たちも改めて認識することができました。



「第2回土砂災害に関わる授業(7月13日)」につづく。



(文責)Kamo



MS工法


今回は小規模建築物(住宅)向けの地盤補強工事であるMS工法を紹介いたします。

MS工法とは対象となる建築物の基礎下に改良体と呼ばれる原地盤の掘削した土と地盤改良材(セメント
系固化材)を撹拌転圧したものを格子状に構築する工法です。
この工法での採用メリットは色々ありますが主なものでは
①支持層の深さに左右されない。
②敷地条件に左右されない。
③地震による基礎変形から生じる建物への損壊を最少限度に抑止する

①については表層部にバランス良く区画配置された改良体を構築することにより地盤の安定を計り
耐圧版の剛性を確保し応力の再分配をすることにより不同沈下を抑止するもので、支持層がどこに
あっても問題ありません。
②施工を行う重機は3t程度のミニショベルで施工が可能であるため、ミニショベルが進入できる所で
あれば施工が可能です。
③基礎下の剛力が上がりベタ基礎の剛性により建物への損壊を低減できます。

施工実績も全国で2万5千棟を超える実績があり安心して採用が出来ます。

我社ではMS工法の四国地区代理店をしていますので地盤補強でお悩み方がいらしましたら
お気軽にご相談ください。


                                     H24.7.3  松山 S



WS ボウリング大会

 4月21日、弊社のワークショップの日でした。
 今回のワークショップではロードクリーンボランティア、社内清掃、BCP活動について、来年度のワークショップ委員の選出、そして、メイン?のボウリング大会を行いました。



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