新型コロナウイルス感染防止対策

新型コロナウイルスの感染が増加し続ける中、皆様も様々な対策を用い、事業継続に努められている事と存じます。

弊社では、新型コロナウイルス感染・防止対策として、従業員やご家族のご協力のもと以下の取組みを実施しています。

① 出社前に自宅で体温を測定し、体温が平熱より高い場合(37.5°)には出社は控え、経過をみるようにする。
② 自宅での検温を忘れた人は、会社入口2箇所に非接触体温計を設けているので、検温し熱がないことを確認し入社する。
③ 出社時や現場からの帰社時には手洗い又はアルコール消毒を必ず行う。
④ 対面対話時は必ずマスクを着用する。
⑤ 三つの密(密集、密接、密閉)を回避する行動について全員に周知。



社屋の玄関には除菌スプレー、非接触型体温計を配置

 



手洗い場所にはペーパータオルを設置

 

【来社する方への対応】

① 入社前に必ず体温の測定・アルコール消毒を
  お願いしています。

② ソーシャルディスタンスを保ち、マスク着用
  をお願いしています。


 

なお、以下のような症状が出た場合には、「新型コロナウイルス健康相談センター(088-823-9300」に連絡・相談する。

① 37.5度以上の発熱が4日以上継続する場合。
② 強いだるさや息苦しさ。
③ 匂い、味がしないなどの味覚異常。

 

新型コロナウイルス感染の危険性は、今もまだ続いています。
弊社も今できることを、一人一人が心掛けて取り組んでいきます。




理科出前講座-㈱地研50周年事業-

( 川ってなあに?どんなもの? )

防災教育支援の一環として、9月11日(金)に本山町立吉野小学校へ『理科出前講座』に行ってきました。

吉野小学校は以前から防災教育に精力的に取り組んでおられ、外部講師を招いての防災学習やフィールドワークの他、子どもたち自らが地区ごとに防災マップを作成し、(一社)日本損害保険協会主催の「ぼうさい探検隊マップコンクール」では上位入賞されています。
弊社も(一社)四国地質調査業協会高知支部の一員として、今までにフィールドワーク等を支援させて頂いております。

今回は弊社単独になりますが、
『川ってなあに?』『どんなもの?』
をテーマに、5・6年生12名を対象に、実験を交えた理科の出前講座を行いました。

先生は、技術事業部の宮地と杉原が担当させて頂きました。


それではみなさん!川って身近にあってよく目にしますが、でも、川ってなんでしょう???
みなさんの学校のすぐ側にも吉野川が流れていますよね。
普段は穏やかな川なのに、大雨が降れば茶色く濁った危険な川になってしまいます。
それだけでしょうか・・・。



『川ってなあに?』から授業が開始し、川のはたらきや、変わった川の紹介をしながら授業は進んでいきます。



川の上流・中流・下流ではどんなはたらきがあるのか、またそれによってつくられる地形とは?
大雨と川の関係は?などなど、宮地先生のわかりやすい講座がつづきます。



 

さて!次はお待ちかねのみんなが大好きな実験です。
模型をつかって、川の流れや地形のでき方の様子を観察してみましょう!
砂を入れたバットに、雨をイメージした水を流していきます。



「緩やかな斜面」「急な斜面」に雨が降って来た時、川がどう流れるのか?
その川の流れによって地形がどうできるのか?
同じ川の流れでも緩い斜面、急な斜面とでは、どうちがうのかをみんなで観察しました。



    緩やかな斜面           急な斜面

 

次の実験では、もっと大きな模型をつかって実験を行いました。



先ほど見てもらった実験を参考に、自分が住んでいる町だと過程して幾つかの場所に旗を立て、「自分だったら、どこに住みますか?」を考えてもらいます


 

それでは、雨が降り下流側へ流れていきます。
みんなが選んだ場所の地形は安全ですか?

さらに大雨で大量に川の水が流れていきます。
どうでしょう。


子どもたちからも「ああっ・・・・!!!」と思わず声が。私も大雨がもたらす災害についても考えさせられる場面でした。



 

さて、実験も終盤です。

先ほどの大雨がもたらした地質はどうなっているのでしょう。
上流と下流、それぞれの地質断面を確認して、川の水が運んできた土砂がどのように堆積したのか観察しました。



皆さん真剣に講座も聴いて頂き、実験も楽しんでくれました。
これまでの防災教育とはまた違った視点で、少しでもお手伝いでき感謝いたします。これからも、自分たちの住んでいる町に興味を持つことや調べること、そして理解することをこれからも続けてほしいと思いました。

吉野小学校の皆さん、ありがとうございました。

文責:小笠原



新人研修のある1日

こんにちは!


4月に入社した森本君の新人研修を兼ねて「急傾業務」の現場に行ってきました。本日の教育指導者は、ベテラン技術者の山中調査課長です。

現場は、会社から車で40分ぐらいのところにあります。

現在、斜面の裾部を掘削し急傾斜地崩壊対策として擁壁が施工されています。


服装OK!

 


本日の研修内容は、計画擁壁背面の切土面に露出している岩盤の種類と岩盤の走向・傾斜の測定方法について行います。


それでは、行きましょう!


山中課長:「さっそくですが、切土面に露出している岩盤にはどんな特徴がありますか?」
森本  :「砂のような粒が見える岩と粒が細かく見えない岩が重なり合っています」



山中課長:「そうですね!」「では、この岩盤の種類は何かわかりますか?」
森本  :「はい!たしか砂の粒が見えるのが『砂岩』で、粒が細かく見えないのが『泥岩』だったと思います」
山中課長:「はい、そうです!」
     「全体的にみると泥岩が主体に分布しているので、『泥岩優勢砂岩・泥岩互層』でいいと思います」

山中課長:「次は岩盤の走向・傾斜を見ていきましょう!」
     「この岩盤が堆積した面の方向と、その面の傾斜方向がどうなっているかわかりますか?」
森本  :「・・・ちょっとわかりません」

山中課長:「近くでみるとわかりにくいので、少し離れて全体を見れば何となく見えてくると思いますが、どう
      ですか?」
森本  :「はい、なんとなくですが、切土面の左から右方向に堆積面が連続しているように見えます」
     「それと堆積面は山側(北側)に傾いているように見えます」

山中課長:「そうですね!」
     「それでは、代表的な箇所をクリノメーターを使って走向・傾斜を確認しましょう」
     「クリノメーターの長辺を堆積面に密着させて、水準器が水平になるように固定します」
     「Nを基準にN〇〇°EまたはWと記録します」
     「この方向が岩盤の走向となります」
     「次にクリノメーターの長辺が傾斜方向に向くように密着させ、この時の角度を〇〇°NまたはSと記録
      します」


クリノメーターで岩盤の走向・傾斜を真剣に測定しています!


森本  :「岩盤の走向はN72°E、傾斜は60Nです」
山中課長:「はい、いいと思います」
     「堆積面の走向は概ね東西方向で北側に傾斜しています。切土面は南向きなので、地質構造は
      切土面に対し受け盤構造となります」

今日は、切土面に出現している岩盤の種類と走向・傾斜の測り方ついて実際に現場で体験してもらいました。

本日の感想

4月の研修で学んだ岩種と岩盤の走向・傾斜について、現地で直接見て、触って確認することができ勉強になりました。このほかに、切土面に湧水が出ていたのですが、要因を考えるときに周りの地形をよく見ることで、自ずと答えが出てくることがわかりました。今後も、色々な現場に行くことになると思うので、今回の経験を生かしていきたいと思います。

技術事業部 調査課 森本


― 本日は、お疲れさまでした ―



ほっとこうちさんの就活マガジン「ing-イング-」の取材を受けました

過去にも何度かお世話になっています、㈱ほっとこうちさんの高知の就活マガジン「ing-イング-」掲載のため、今年も取材の日がやってきました。
取材日は、なんとか雨の降らない日を選び決行しましたが、あいにくの曇り空。
しかし、撮影に望んだ社員の顔は、いつにない満面の笑みで、いい写真を撮っていただけたのではないでしょうか。

単独取材では、現在3度目の育児休暇取得中の女性社員にも協力をお願いしました。
家庭と仕事の両立をはかりながら、現在育児に奮闘中の彼女は、住宅事業部で活躍しております。

赤ちゃんの登場に、社員はすっかり癒されモード。

仕事の合間に、ほっこりとしたいい時間を過ごすことができました。


また、今年は4月に新入社員1名を迎えることができ、新人研修の真っ只中ですが、そんな彼にも単独取材に協力してもらいました。初々しさもあり、又、はきはきとした受け答えで取材もスムーズに進みました。
先輩の指導を受けながら、日々頑張ってくれています。



地研は50周年を迎え、HPをリニューアルしました。
採用情報には「社員インタビュー」も掲載しております。
どうぞ、そちらもご覧いただけたらと思います。



ロードボランティアを実施しました。

暑くなってきましたね。
セミの鳴き声を聞いた!という方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

6月19日、本格的に暑くなる前に恒例のロードボランティアと社屋敷地の掃除を行いました。

雨がぱらつく生憎の天気でしたが、多くの社員が参加しました。

業務の合間を縫っての清掃活動はなかなか大変ですが、清掃中、通りがかりの方が「おつかれさま」「ありがとう」と声をかけてくださることもあり、心がほっこりします。

会社も地域の一員。

微力ではありますが、地域への貢献を忘れず、日々の業務を行っていこうと思う今日この頃です。





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