南海地震に備える

3月11日に発生した「東日本大震災」より、〝大地震″〝液状化″〝津波″等の言葉をよく耳にするようになりました。特に「南海地震」が迫っているここ高知県では、地震や津波に対する関心が非常に高くなっています。それは、専門家だけではなく、一般の方々にも言えるようです。
 先日行われた高知大での「東日本大震災調査報告会」にも一般の方が多数参加されており、地震や液状化に対する質問が尽きませんでした。
 そこで、一つ情報提供を
 来る7月9日(土)に南国市十市の職業能力開発短期大学校において、高知県地震防災研究会による技術発表会が行われます。
 内容は、「高知南海地震・津波被害対応準備」や「地震から命を守れても、それからどうしますか?」等となっており、一般の方にも分かりやすい内容となっているようです。
 南海地震がきになっているあなた、是非参加されてはいかがでしょうか。

詳細は → 高知県地震防災研究会2011年度研究発表会 をご覧ください。



道路清掃


6月19日、工事でお世話になっている大豊町中村大王地区の道路清掃に参加しました。
小雨の中での作業でしたが、地元の方々のテキパキとした動きや明るい声に力を貰いながら無事に作業を終えることができました。
中村大王地区のみなさん、ありがとうございました。

嘉茂




東日本大震災 現地調査 その3

 東日本大震災第二次調査二日目の報告です。

 大船渡市の調査後、釜石市唐丹町小白浜地区、本郷地区へ赴きました。
 
 こちらの2地区へ向かっている間にも家屋の被害や三陸鉄道南リアス線の橋桁の被害も確認し、その被害の甚大さを改めて感じさせられました。
 
 



東日本大震災 現地調査 その2

 東日本大震災第二次調査二日目の報告です。

 二日目は初日の陸前高田市より北に位置します、大船渡市並びに釜石市に向かいました。
 所属した調査班は、大船渡市の綾里地区、泊地区、越喜来地区、釜石市唐丹町小白浜地区、本郷地区の比較的狭い谷合に位置します集落を調査しました。
 リアス式海岸に位置することから、もともと津波高さが大きくなることが予測されてた地域で、海に面している箇所には10m前後の立派な堤防と水門があります。
 
 現地で川の上流側からこれらの堤防や水門を見ますと、本当にこんな立派な堤防や水門を越えて津波が襲ったのかと疑いたくなるくらいです。しかし、その堤防の一部が破壊されていたり、水門に漂流物が引っかかったりと、改めて津波の高さがものすごいものだったと恐怖とともに心に刻みつけられます。

 もちろん、上流側の集落や構造物にもその津波の爪痕が深く残されており、地区を移動するたびに、その被害の大きさや影響した地域の広さというものをまざまざと見せつけられます。

 



東日本大震災 現地調査

 先日、公益社団法人 地盤工学会四国支部会員で編成された東日本大震災第二次調査団の一員として、岩手県南部に赴きました。
 
 2日間という短い期間でありましたが、調査団は3班に別れ、所属した調査班は、奇跡の松がある陸前高田市の気仙川右岸沿い、大船渡市の綾里地区、泊地区、越喜来地区、釜石市の唐丹町小白浜地区、本郷地区とまわりました。
 
 調査班では、愛媛大学の岡村先生、徳島大学の大角先生の御二方と共に、主に河川堤防を中心に調査を行いました。また、合わせて土構造物の変状(鉄道盛土、道路盛土)についても調査をしてきました。

 現地の状況ですが、TV等で被害状況を見ている方が多いと思いますが、現地を実際に見ると、TVで感じた被害以上にその甚大さを感じます。TVでは伝わらない、臭い、砂埃、昼間の市街地であるにも関わらず音の静けさ(建物等がないことから反響しない、立ち入っている人が少ないことから)などを実際に感じると胸を締め付けられるような心境でした。




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