土質試験
ボーリング調査などによって採取された試料(乱した・乱れの少ない)を室内において土の物理特性・土の力学特性などの各試験を行います。
戸建て住宅では、【土の粒度試験】と【土の圧密試験】がよく行われます。
土の粒度試験
標準貫入試験より採取した試料を用いて土の粒度分布を把握します。
試験より求められた、細粒分含有率(Fc)、平均粒径(D50)を用いて液状化判定の解析を行います。
土の圧密試験
ボーリング調査の結果、建物を計画する敷地内に粘土地盤が分布する場合、施工後、建物が沈下する場合があります。
このため、事前に粘土地盤の沈下特性を把握する必要があります。それを把握する試験が土の圧密試験です。