表面波探査・オートマチック・ラム・サウンディング試験
表面波探査
地盤の表面で人工的に地震波(振動)を発生させ、その伝わりの速さを測定する調査です。
伝わりの速さから、地盤の強さを判定します。調査時間は短く数時間程度で完了します。
最大探査深度は20m程度とされていますが、深くなるほど調査精度は低下します。直接的に地盤強度を測定しないことから、スウェーデン式サウンディング試験と併用されることも多いです。
![地盤調査](https://k-chiken.com/media/001/202001/mode3_w605-b9d57a375bd982ff7ed42980a7cd1320.jpg)
オートマチック・ラム・サウンディング試験
オートマチック・ラム・サウンディング試験は、自動動的コーン貫入試験で、原位置における地盤の硬軟、締まり具合の指標となるNd値を把握することを目的としています。また、Nd値は標準貫入試験のN値とほぼ同じであるといわれています。
![地盤調査](https://k-chiken.com/media/001/202005/mode3_w437-088da59f0a970ec92d4e38137c870660.png)