グラウンドアンカー健全性調査 現場研修会
先日、高知県吾川郡仁淀川町別枝道芝地区にて、小型軽量SAAMジャッキを用いたリフトオフ試験研修会を開催しました。
グラウンドアンカー健全性調査は、供用中のアンカーの状態を把握することにより、アンカーのり面の安全性を評価することを目的として実施される。
今回の現場研修会を実施する道芝地区では、施工済みのグランドアンカーから10本を抽出して残存緊張力を測定し、面的に分布する緊張力の状況を分析することで、アンカー全体の機能と健全性を評価することにあります。
普段なかなか現場作業に立ち会う機会の少ない職員の皆さんに向けて、実際の試験工程や技術を体感してもらい、知識・スキルの向上を図ることを目的としています。
開催地は高知市内から距離のある地域にもかかわらず、当日は多くの方々にご参加いただきました。
主催した弊社としても、多くの技術者の皆さんの熱意を感じることができ、大変励みとなる研修会となりました。
今後もこうした現地研修会を継続的に企画・実施し、微力ながら若手技術者の育成や地域社会への貢献に努めてまいります。
武市