弊社では、「エコアクション21」に取り組んでおります。
この活動は、積極的に環境負荷の削減に取り組む事業者を認証・登録するシステムです。
内容としては、『省エネルギー、廃棄物の削減・リサイクル、節水、自らが生産・販売・提供する製品の環境性能の向上及びサービスの改善など』を必須要件として規定し、『この取り組みを推進していくことで環境への取組の推進だけでなく、経費の削減や生産性・歩留まりの向上等、経営面でも効果が期待』されるという、社会に向け胸を張ってアピールできる要素と、企業の発展にも必要な要素の両方を備えたとても効果的な活動であると考えております。
ここ最近、新聞等でよく目にするのが、SDGs(エス・ディー・ジーズ)というものですが、どんなものだろうかと思いましたので、少し調べてみました。
これは全世界を舞台にした取り組みであり、英語のSustainable Development Goalsから名付けられている。
日本語にすると「持続可能な開発目標」となっていて、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標として規定、取り組まれているものであります。
その中で定められている主たる17の目標(貧困、飢餓、保健、教育、ジェンダー、水・衛生、エネルギー、成長・雇用、イノベーション、不平等、都市、生産・消費、気候変動、海洋資源、陸上資源、平和、実施手段)、その下に169のターゲット、232の指標から構成されています。そしてleave no one behind(誰一人として残さない)とも謳われていて、まさに世界中の人々にSDGsの目標が達成された生活が行き届くようにするということのようです。
そのような取り組みを会社として目標設定して活動していくとすると、自らその事業のテーマの目標を示すことによって、何を目的に事業展開をしているのかが分かりやすくなり、企業にとって新規市場開拓のチャンスや企業のアピールになります。そして、目標を通じて異業種間の企業間連携等のきっかけにもなりえるものでもあります。
SDGsに取り組むことは事業拡大への大きな可能性を秘めていて、これからの未来の社会に向け、活動していく上で、有意義なビジネススタイルであることに間違いないように思えます。
そして自分の生活から世界全体まで、よりよくなっていくということにつながっていくので、積極的に関わっていくことが望ましいように私は思いました。
2021.7.1 Fujihara
参考資料:エコアクション21中央事務局 HP
外務省国際協力局地球規模課題総括課 令和3年3月「持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けて日本が果たす役割」
外務省 「JAPAN SDGs Acion Platform」
経済産業省「SDGs経営ガイド」