令和6年 防災訓練を実施しました

弊社では、定期的に南海トラフ巨大地震を想定した防災訓練を実施しています。
今回、BCP委員会主催となって、下記のメニューで避難訓練を行いました。

9:20~ 9:30 全体説明

9:30~10:30 避難訓練
5月27日(月)16:40(勤務中)に震度6弱の南海トラフ巨大地震が発生したと想定し、弊社のBCPマニュアルに沿って、一連の流れを全員で確認しました。

10:00~11:00 防災倉庫の確認と使用方法の説明
防災用の備蓄品や仮設トイレなどの保管場所、使用方法について確認しました。

写真は、実際の訓練の状況です↓


発災後、2分間程度は激しい揺れがくるので、デスクの下に入り身を守ります。



揺れが収まったあと、ガスの元栓を締め、電気のブレーカーを落として避難。
写真はブレーカーの位置を全員で確認しています。


一時避難場所としている駐車場に集まり、点呼を行い全員の安否を確認。
社外にいる社員もいるため、安否確認のための一斉メールを送信し返信を待つ。
メールの内容は以下の通りです。
<安全確認班より>
①無事かどうか
②家族の安否や状況
③現在地
④これからの行動


備蓄品の確認。
備蓄倉庫の中には、寝袋、簡易トイレ、非常食セット、水などの計29品目を準備済み。


災害で最も困るのがトイレです。
備蓄倉庫の中にある簡易トイレの組立~使用方法を確認。



災害発生以降、会社に来れる状況になったと仮定し、災害調査班と連絡情報班の行動確認を行った。
災害調査班は、社屋周辺の状況、委託業務及び工事現場の状況を確認する。
連絡情報班は、自社の状況と取引先の被害・運営状況の確認を行い、情報を共有を行う。
以上の行動確認を今回実施した。

訓練終了後、各人にアンケートを記入してもらい、今回の訓練に関する問題点や改善点について意見をいただきました。
今後もアンケートの意見を踏まえ、より良いBCPマニュアルにブラッシュアップしていきたいと思います。



能登半島地震災害調査団に参加して

高知大学防災推進センターが高知県危機管理部や高知県土木部、県内外の民間企業と合同で結成した災害調査団に弊社も参加しました。
1月の一次調査には中島と宮地が、3月の二次調査には中島と下郡が参加しています。
一次調査は、震災直後の慌ただしい時期で、輪島市や珠洲市で行方不明者の捜索活動が続いていたため、七尾市付近までを北端として災害調査を行いました。現地では、斜面や盛土の被害を中心に視察し、のと里山海道の谷埋め盛土の崩壊や、七尾市の斜面崩壊と河道閉塞の状況を調査してきました。


二次調査では輪島市まで北上し、地すべりや斜面崩壊を中心に視察しました。白米千枚田(地すべり地)や海岸沿いの大規模な斜面崩壊の状況も調査してきました。途中、のと里山海道を通りましたが、一次調査時の不通区間が片側通行ではあるものの通行でき、少しずつ復旧作業が進んでいることを実感することができました。



金沢市では地震の影響はほとんどなく、多くの方々が日常生活を送っているようでしたが、のと里山海道を北上すると地震の爪痕が未だ癒えてないと感じました。視察できた範囲はほんの一部でしたが、のと里山海道は複数箇所で谷埋め盛土が崩壊し、輪島市周辺では海岸沿いの地すべり地で大規模な斜面崩壊が発生する等、多くの箇所で通行止めが継続していました。また、輪島市では揺れによる家屋の倒壊に加え、液状化で傾いた家屋が散見されました。
南海トラフ巨大地震では、大きな揺れで家屋等が被災した後、平野部は津波に襲われます。また、輪島市のように火災が発生する可能性もあります。山間部では、斜面崩壊により道路の通行が困難になり、能登半島のように孤立する集落も多数発生することも指摘されています。高知県では能登半島以上の甚大な被害が発生する可能性があることを考えると、今回の調査を教訓にインフラ耐震化やハード対策の充実を図ること、地域コミュニティの強化や避難訓練が重要であることを再確認しました。また、社員の防災対策や会社のBCP計画のレベルアップが喫緊の課題であると感じました。

先日、能登半島地震の取材で訪れていた高知新聞の八田記者に取材を受けました。その際のやり取りが高知新聞に掲載されました。以下にその一部を抜粋します(中島)。


高知市の地質調査会社「地研」は1月と4月、調査のため同県輪島市などに技術者を派遣した。2度とも現地入りした中島昇さん(48)は限られた範囲の調査だと断った上で、「斜面下部の切り土などによって、地盤を支える力が弱った部分で地滑りが起きていた。谷を埋めた盛り土部分で崩壊が発生していた」と報告する。
 能登半島に比べ、高知の地盤は総じて古くて固いという。ただ、「山間の道路や施設は急勾配の施工が多く、風化や亀裂で弱くなっている地盤がある」。
 本紙が撮影した珠洲市若山町の地滑りについては「滑り落ちた土砂が、地下水と一緒に土石流状態で流れたように見える。震災時の能登半島は地下水位が高い状態で、地滑りを誘発したのだろう」と分析。「高知でも同様の現象が起こり得る」とした。
(八田大輔記者)



「令和6年度 株式会社地研 事業報告会」開催

4月24日に、「令和6年度 株式会社地研 事業報告会」が開催されました。

今回の事業報告会では、協力会社の皆様(57名)もお招きして開催しました。


報告会では、前期の決算報告のみならず、弊社の現状を踏まえた上で設定された今後の事業目標と具体的な取組みが発表されました。

その趣旨は、各個人が人間的な成長を遂げ、その力を結集して弊社の総合力に変えようとするもので、社員一同、更なる結束を目指して自己成長を遂げるよう決意を新たにしました。


報告会後には懇親会も開催され、弊社社員と協力会社の皆様との間で活発な意見交換や交流が行われました。
また、今年度入社した4名の新入社員の紹介も行われ、緊張で固まる新入社員に対して、皆様より熱いエールが送られていました。



弊社は高知県の小さな会社ですが、地面の下から皆様の安全・安心を支えるべく、社員一同一層努力してまいります。
今まで以上にご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。



金刀比羅宮参拝日帰りツアーに行ってきました

今年のGWは、有給を取得して最大10日間の休みを満喫した社員も多かったです。
そして、体が仕事モードに入りかけた5月8日(水)、新入社員も含め6年ぶりに「金毘羅参拝日帰りツアー」に行きました。
道中、車内では和気あいあいとした会話が活発に飛び交い、あっという間に到着。

到着後、皆余裕の笑顔?で500段目の昼食場所まで階段を上りました。



全然、余裕です



まだまだ余裕です

神馬舎で白い馬「ルーチェ号」を見て一息つきました。
もう少しで昼食場所




やっと昼食場所である「資生堂パーラー神椿」に着きました。
昼食まで時間があったので、ツアー責任者の井上技師から金毘羅さんの地形の成り立ちについての説明がありました。
続けて、下郡係長が眼下に見える風景・地形を見ながら、「讃岐平野の地質の成り立ち」を新入社員中心に説明をしました。
初めて聞く話に耳を傾け真剣に聞いていたのが印象的でした。




そして、待ちに待った昼食「5月の金椿コース」です。
若い新入社員は、ナイフとフォークが並んでいるのに目をぱちくり‼
先輩に「どっちから使うの?」「このスプーンは?」と聞きながら、初めてのコース料理にドキドキしながらもおいしく食べていました。






おいしく頂いていま~す



スィーツは別腹です

さて、お腹も張って、いよいよ目的地の「御本宮」へ。残り285段(合計785段)、最後の急な階段を上り切ったところで、年配社員は「ハーハー」言いながら椅子に腰かけていました。
一息ついて、展望台から讃岐平野を見ながら、「あれは、瀬戸大橋?」「あれが讃岐富士?」と話しがはずんでいました。



おお、疲れた



すごい、景色やね~

全員揃った所で参拝し記念写真を撮影。帰りは階段をおりてお土産を買う人、残りの時間で御本宮からさらに厳魂神社(通称「奥社」:石段は全583段)まで頑張って登る人に分かれました。




集合時間にみんなが集まり、いざ帰社へ。疲れもあって、寝ている人が多かったです。
気づいたら到着!
お疲れさまでした。



運転手さん有難うございました。さあ、明日からまたがんばろう~



会社の制服(作業服)を変更しました

令和6年4月より、新入社員も増えた事もあり新規一転、GW明けの5月7日よりこれまでのホワイト色からネイビー色に作業服を変更しました。

以前の作業服は、ホワイト色で明るいイメージでしたが、現場作業で汚れ目が目立つなどの声もあり、現場作業が多い若手の意見を今回は取り入れ決定しました。
新しい作業服は、ポケットも多く伸縮性もあり尚且つ汚れが目立たなく、通気性がいいなど好評です。

さらに、胸の社名ロゴも「漢字」から「アルファベット文字」に変えてちょっとおしゃれになったという声も聞かれました。

40年前からいる社員は、時代に合わせて今回の作業服で確か5回目(グレイ→ネイビー(無地)→グリーン→ホワイト(前回)→ネイビー(今回)の変更だな~と言っていました。



これまでのホワイト色



今回のネイビー色



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